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シングルマザーは自分で人生を歩く!

 ビジネス旅館での夕食が終わると、部屋に戻った。

 自分で布団を敷く。
 これならチップも必要ない(お金がヨケイにかからないのがうれしい)し、気が楽だ。

 せっかく食後のお皿洗いをしなくていいのだから、子供たちと布団の上ででも遊べばよかったのに、私は明日の山登りのコースのチェックで、気もそぞろ。
 車で初めての道を走るので、どれくらいかかるだろうかとか、光子がどれくらい山道を歩けるだろうかとか。

 私ひとりで子どもふたりを連れての明日の山歩きに、ドキドキしていた。
 うれしいのと、危険がないように細心までチェックしたい気持ちと、自分だけではなく、子どもたちも楽しんでくれるだろうかという心配とで。


 あっという間に、8時になってしまった。
 いつも8時には寝ることにしているので、何も遊んでやらなかったが、電気を消すことにした。

 私がふたりの歯を磨き、それから3人でぽっとんトイレで用を済まして、布団に入った。


 目をつぶる。
 自分の家ではないところで、寝ている自分。
 自分でここに泊まると決めて、自分で車を運転して来た旅館。

 よくやって来たなあ。頑張ったなあ、私。
 そして子どもたちも私についてきて、こんなところによくぞ泊まってくれたなあ。


 やれば、できるんだ。
 決意すれば、できるんだ。

 もう、誰にも相談しなくてもいいのだ。
 誰の承諾を得なくても、いいのだ。
 自分で決めて、子どもたちがいいよと言えば、それでいいのだ。


 私は、私の足で、私の人生を歩き始めている。
 何にも決まっていない、真っ白いページの上を、自分で歩いた足跡で埋めていこうとしている。

 なんて不安で、不安定で、そしてワクワクすることだろう!


能力開発

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